確定申告で見落としがちな本業以外の収入とは?
確定申告の時期が近づくと、「どんな収入を申告すべきか?」と悩む方も多いでしょう。
本業の給与収入は年末調整などが行われているため、申告の不要な場合が多いですが、
本業以外で得た収入には注意が必要です。
特に、気づかずに申告漏れしやすい収入もあり、後から税務署の指摘を受けることもあります。
この記事では、申告漏れが発生しやすい収入について詳しく解説し、適切な申告方法を紹介します。
1.本業以外の収入の種類と確定申告の必要性
(1) 給与所得以外の収入とは?
・確定申告が必要となる本業以外の収入には、以下のようなものがあります。
・副業収入(アルバイト、クラウドソーシング、YouTube収益など)
・投資収益(株式売却益、配当金、FX
・仮想通貨の利益・ゴールドの売却)
・不動産収入(賃貸収入、駐車場貸し)
・フリマアプリ・ネットオークションの売上(転売目的の場合)
(2)申告の必要なケースとは?
給与所得者(会社員・パート・アルバイト)の場合、
本業以外の収入が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。
ただし、個人事業主やフリーランスの方は基本的にすべての収入を申告しなければなりません。
2.申告漏れしやすい収入5選!
特に、申告漏れが発生しやすい収入について具体的に見ていきましょう。
1. フリマアプリやネットオークションの売上
メルカリやヤフオクなどを利用して不用品を売った場合、原則として課税対象にはなりません。
しかし、「仕入れて転売する行為」や「継続的な販売」を行っている場合は
事業所得または雑所得として申告が必要になります。
2. クラウドソーシングや副業サイトの報酬
クラウドワークスやランサーズなどのサービスで得た報酬も、雑所得や事業所得として申告が必要です。報酬が源泉徴収されている場合でも、確定申告で正しく精算する必要があります。
3. 仮想通貨の利益
仮想通貨(ビットコイン、イーサリアムなど)の売買で得た利益は雑所得として課税対象となります。
特に、仮想通貨同士の交換や、決済に利用した場合も課税対象となるため注意が必要です。
4. 友人・知人からの謝礼・お礼金
「ちょっとしたお手伝い」のつもりで受け取った謝礼や、知人からの報酬も雑所得に該当する可能性があります。
金額が少額でも、繰り返し受け取る場合は申告の対象になるため注意しましょう。
過去には人脈の多い方で、アルバイトや有識者の紹介謝礼を継続的に受け取っておられる方が、
税務調査の対象になりました。
3.申告漏れを防ぐための対策
1. 収入の記録をしっかり残す 確定申告時に正確な申告を行うために、
下記の資料は最低残して整理しておきましょう。
売上や報酬の明細の記録ノート 通帳の入金履歴や発行した領収証の控え 請求書、納品書の取引履歴 などを整理しておきましょう。
2. 経費を適切に計上する
副業や事業に直接関連する経費を計上すれば、課税対象の所得を減らすことが可能です。
例えば、 仕事に使用したPCやソフトウェアの費用 作業スペースの家賃や光熱費の一部 取材や打ち合わせの交通費などが経費として認められることがあります。
これらも収入と同じ様に支払時に相手方が発行したの請求書や領収書、納品書を残して整理しておきましょう。
3. 確定申告ソフトや税理士の活用
クラウド型の確定申告ソフトを利用することで、収支を簡単に管理できます。
ソフトの利用難易度が高いという方は手書きのメモでも大丈夫です。
また、税理士に相談することで、適切な申告と節税対策が可能になります。
4.さいごに
確定申告での申告漏れは、意図せず発生することも多く、後から指摘されると追加の税金やペナルティが発生することがあります。
本業以外の収入について正しく理解し、適切に申告することが大切です。
個人的には「収入があれば基本的に申告しなければいけない」とまずは考えることです。
副業や投資、フリマアプリの利用が増えている現在では、国税局も独自の方法で調査しています。
フリマアプリの利用履歴等もその提供企業に照会や買取業者の買取名簿などで確認します。
安易な気持ちでこれくらいはバレないだろうは甘い考えです。
また、過去の収入でも、申告が漏れていることが判明すれば早めの修正申告がおすすめです。
しっかり納税すれば日常に大きな影響を与えることもないでしょう。
もし「自分の収入が申告対象か分からない」「適切な申告方法を知りたい」という場合は、お気軽にご相談ください。税理士法人やの会計事務所では、確定申告のサポートを行っておりますので、安心してお任せください!